8月29日(金)〜31日(日)の３日間、イトーヨーカドーアリオ内札幌店（札幌市）において、「北のめぐみ愛食フェア」が開催され、北海道農地･水･環境保全向上対策協議会では、このイベントを活用して、農地･水･環境保全向上対策に取り組む地域の環境保全型農業の成果を消費者等にＰＲする試食会を行いました。
　試食会では、本対策に取り組む各地区の生産者が、化学肥料と化学合成農薬を５割以上低減するなど丹精込めて育てた“こだわり農産物”を、事前に応募していただいた消費者のほか、当日の愛食フェアで地場農産物の購入に訪れた方などを対象に、３日間で約１６０名の参加者の皆さんに味わっていただきました。
　会場に用意されたメニューは、トウモロコシ、メロン、ミニトマト、カボチャ、キャベツの５品目で、何れも、今が旬のおいしさを活かした調理法で提供され、親子連れなどの参加者の方々からは、一口ひとくち食材を確かめるほどに笑顔がこぼれ、安全と安心、おいしさへの　“こだわり”に大変好評を博しました。
　試食後のアンケートには、「食の安全・安心」に取り組む本道農業への熱い応援のメッセージを多数いただき、「野菜嫌いでいつも残す子供が、今日のキャベツは生でバリバリ食べているのに驚いた」との感想や、「このカボチャは何処で買えるのか」という問い合わせを受けるなど、とんぼの未来・北の里づくりによる“こだわり農産物”を大いにＰＲすることができました。