2009/02/27
協議会ニュース
浦幌町の活動組織が消費者ニーズを調査しました
北海道農地・水・環境保全向上対策協議会では、11月15日(土)〜16日(日)の2日間、イトーヨーカドーアリオ札幌店において、北海道とイトーヨーカドーとの包括関連事業「北海道のうまいものみ〜つけた!」に参加し、化学肥料や化学合成農薬を5割以上低減するなど丹精込めて生産したこだわり農産物を紹介して、とんぼの未来・北の里づくり対策による環境保全型農業への理解を深めていくためのPRブースを出展しました。
この出展ブースの使用にご応募いただいた浦幌町の相川地区環境保全隊が、営農活動支援で栽培されたソバの新品種である「キタノマシュウ」を広く消費者に紹介する広報活動に取り組みました。
浦幌町内では、平成20年春に「十勝キタノマシュウ浦幌採種生産組合」(吉仲組合長、5農家)が発足し、6月上旬の種まきから管理作業、収穫、乾燥に至るまで、すべてが共同作業で行われました。今年は、初年度ということで栽培方法や施肥管理など心配事も多くありましたが、受粉時期の気候にも恵まれ順調な生育となり、実付きがよく、秋には豊作となりました。
当日、出展ブースでは、8名の生産農家の皆さんが自ら店頭に立ち、品質の良さ、安全性、おいしさなどをアピールしながら試食販売を行うとともに、今後の生産普及の参考とするため、消費者の意見や感想のアンケート調査を行いました。
来場者からは、大変おいしいとの好評価を受け、用意した試食用のソバは約160名の皆様に味わっていただき、アンケートにも40人ほど自ら記入していただくことができるなど、大きな収穫を得ることが出来ました。