■平成18年度活動支援実験事業
平成19年度からの「農地・水・環境保全向上対策」の本格的な実施に向けて、平成18年、モデル的な支援を行う地域として全国で約600地区が選定されました。道内で選ばれた15地区の活動内容を紹介します。

●対象地域の概要
農業地域類型：中間農業地域
地区の類型：水田型
農作物：水稲、きゅうり、原料トマト
地区設定主要因：複数集落単位
具体的設定理由：
町内でも特に高齢化・過疎化の進んでいる農事組合を単位とし設定し、集落共同取組活動に資することを目的とした。

●活動組織
構成員数：88人（農業者78人／非農業者数0人）
農業関係団体：0団体
その他の団体：1団体（常盤の里を考える会）

●対象となる資源の範囲
農用地：田・130.0ha／畑・0ha／草地・0ha／計130.0ha（中山間協定対象0ha）
農業用施設：用水路(開水路)・11,587m／用水路(パイプライン)・0m／排水路・17,935m／ため池・0箇所／農道・14,461m

●活動計画
地域が目指す方向：
鷹栖地域の農家減少に伴い離農跡地などが担い手農家へ引き継がれ、担い手農家の規模拡大が進行しており、戸当たりの農地や水利施設などの資源量が増大している。
このため、地域活動組織を設立し、農地・農業用施設の良好な保全と質的向上を図り、地域コミュニティーの新たな形態発展を目指す。

●活動の実践

（活動の実践において苦労した点、工夫した内容）
基礎部分や農地・水向上の一部の活動は、従前より農業者が実践していた内容も含まれている。しかし、共同で取り組むことの意義や有効性をPRすることで、共同活動の幅を広げ活動内容の充実を図ることができた。

（平成18年10月1日時点）