2007/08/06
協議会ニュース
「農地・水・環境保全向上対策」愛称表彰式、および「こだわり農産物」試食会の開催ー7月27日・札幌市ー
7月27日(金)、北海道農地・水・環境保全向上対策協議会は、募集を行っていた農地・水・環境保全向上対策の北海道における愛称が「とんぼの未来・北の里づくり」に決定したことに伴い、受賞者の表彰式を行った。
愛称選考委員を務めた北海道消費者協会の辻冨美子会長は、「豊かで多様な生物を育む緑の大地と美しい農村景観を、未来の子供たちに伝えていこうという願いが込められている」と講評した。
また、表彰後、本対策の営農支援の対象となる、化学肥料や化学合成農薬を5割以上低減して栽培された「こだわり農産物」の試食会が行われた。
「こだわり農産物」を提供頂いた生産者を代表し、有機栽培のミニトマトを生産する石狩管内新篠津村の大塚裕樹さんからは、「環境負荷軽減に対する支援を行う本対策を通じて、農業と農村の価値、役割を消費者に理解してもらえるよう努力していきたい」と思いを寄せられた。
雨竜町で美しい農村景観づくりを実践している、暑寒パストラルの外山陽一事務局長から、「自らが楽しむガーデニングから始まった景観作りが、地域ぐるみの活動へと広がった。農作業ボランティア、AET(外国人英語助手)と農作業を通じ交流をする中で、地域の資源に目を向け、認識し理解を深めてもらうことが農村の生き残りに繋がる」と講演された。