オホーツクブロック技術研修会の開催について
テーマ「農地からの土壌流亡防止対策を考える」
清流は命の源。川も森も海も清らかな環境を子どもたちに残したい。このような地域の要望を、「とんぼの未来・北の里づくり」対策(農地・水・環境保全向上対策)を活かして水質保全に取り組みましょう。
来年開催される「北海道洞爺湖サミット」でも「環境問題」が主要なテーマとなるなかで、各地域で自然環境に関する取り組みを積極的に行い、環境保全に対する意識を高めることも重要です。
地域の水質や生態系を確認し、必要な活動を行うことで、下流域の水質を守ることができます。その一つとして、農地からの濁水等が河川や湖沼に流出する原因を地域全体で点検し、広域的に連携して取り組むことで高い効果が期待できます。
農地からの濁水等の流出防止対策としては土づくり、防風林の整備、河畔林やグリーンベルトの設置などが考えられます。これらの対策は、地域が一体で取り組む必要があり、「とんぼの未来・北の里づくり」対策の取組として、地域の共同活動により行うことが有効な手段と考えます。
そこで今回、長期的な対策として、植樹活動に関する研修会を企画しました。
地域ごとの生態系の保全・再生を考えた地域の自然林づくりをめざす技術と住民参加による植樹に関する手法と事例紹介の講演と現地でモデル植樹の実演などの研修会を企画しました。
1日時
平成19年10月25日(木)午前10時~午後3時30分
2場所
【講演会】国営畑地かんがい斜網地区中央管理所会議室(小清水町2区)
・演題「住民参加による自然に近い樹林の再生法」(仮題)
・講師北海道工業大学環境デザイン学科 教授岡村俊邦氏
【現地研修】町有植林予定地(小清水町476-3)
・指導者北海道工業大学環境デザイン学科 教授岡村俊邦氏
3会費 1,000円(昼食代及び傷害保険料含む)
4参加者人員 70名(講演会、現地研修)
○お問い合わせ先
北海道農地・水・環境保全向上対策協議会
事務局:水土里ネット北海道水土里推進部千葉・田村
TEL011-221-2292 FAX011-200-5352
○参加申込等
別紙参加申込書により、10月17日(水)まで直接上記に申込み願います。